Haywoode / Roses - UK産 瑞々しいVo. & きらめく都会派 Pop Funkサウンド

Haywoode / Roses

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UK産 瑞々しいVo. & きらめく都会派 Pop Funkサウンド。


UK Popシーンに咲いた都会派Pop Funkの名曲

1985年、UK Popシーンに鮮やかなバラの香りを残した1曲…。それが今回レコメンドする Haywoode / Roses です。US盤オリジナル12インチは、当時のクラブ仕様へと磨き上げられたロング・バージョンを堪能できる盤となっています。デビューアルバム Arrival からのシングルカットであり、本国UKで彼女の存在感を決定づけた実質的な出世作でもあります。80年代半ば、PopとSoulの境界線がより自由になっていく時代の空気を映し出した作品であり、Haywoodeの透明感ある歌声と洗練されたサウンド・センスが見事に結実した1曲と言えるでしょう。


煌めくシンセと軽快なグルーヴが描く都会の景色

イントロから広がる華やかなシンセのレイヤー…。キラキラとしたコードワークに、タイトで跳ねるビートが絡み、すぐさま80s特有のPop Funkの世界へ引き込まれます。ベースは軽快ながら芯があり、ダンスフロアを意識したミックス・バランスっ! ブレイクでは余韻を残すリバーブ処理が空間を広げ、再びビートが戻る瞬間の高揚感がサイコーにイイっ! 派手に押し切るのではなく、洗練されたアレンジと絶妙なグルーヴで聴き手を自然と踊らせる、この上品なバランス感覚こそが本作最大の魅力ですね。


Haywoodeが歌い上げる都会的なポップネス

ヴォーカルはソウルフルでありながら、どこかライトで瑞々しい質感で、Haywoodeの持ち味である都会的で洗練されたポップネスが溢れています。リリックは恋愛の機微をバラに例えたメッセージ性のある内容で、甘さだけでなく、揺れ動く感情のリアリティを感じさせますね。その感情のニュアンスを、Haywoodeは決して重くならず、軽やかに、しかし確かに届けてくるのです。その柔らかく伸びやかな歌声は、80年代UK Female Vocalの魅力を語る上でも欠かせない存在でしょう。


Leeson & ValeとMichael Barbieroが磨き上げたクラブ仕様

プロデュースは、Sheena Eastonのヒットワークでも知られるLeeson & Vale。2人が培った「キャッチーなメロディライン」と「洗練されたアーバンな質感」が、この曲ではよりダンスフロア向けにチューニングされています。さらにこの12インチシングルでは、MadonnaやMick Jaggerのミックスを手がけたMichael Barbieroが職人技を披露。楽器の抜き差し、リズムの強弱、リバーブの奥行き…。New Yorkのクラブ空気をUK Popに注入したような音像は、まさに80年代半ばのダンスカルチャーの縮図といったサウンドを奏でています。


80年代の都会の夜を映し出す12インチ

当時のUKではラジオヒットとして浸透し、クラブDJたちもセットの中盤に差し込む華やぎの1枚として重宝しました。ハデすぎず、しかし確実にフロアを温める絶妙なポジション…。現代のBoogie〜80sリヴァイヴァル文脈でも自然にフィットする普遍性があります。12インチで聴けば、シンセの広がりやベースラインの弾力、そしてHaywoodeのヴォーカルが描く空間の奥行きをよりリアルに体感できるでしょう。聴けばきっと、あの時代のきらびやかなネオンと都会の夜風が蘇るハズ。PopとSoulの間に咲いた一輪のバラ的なナンバーを、12インチでこそ味わえる空間の広がりとグルーヴの余裕とともに、ぜひ体感してほしいです。

 

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